マドレーヌの“ヘソ”ってなに？[ふっくら膨らむ理由と上手な焼き方]

 

こんにちわ♪

パティシエールのこまちと申します♪

今日は、レシピ投稿ではなくちょっと気になるお話をひとつ…

突然ですがマドレーヌの“ヘソ”って見たことありますか？

焼き上がったときに、真ん中がポコッとふくらんだマドレーヌ。
あのふくらみ、まるで「おへそ」みたいで可愛らしいですよね(´꒳`)
でも実は、この“ヘソ”には、おいしく焼き上がるための理由がちゃんとあるんです♪

どうしてヘソができるの❓

マドレーヌの生地は、中心が一番最後に火が入ります。

しっかり冷やした生地を熱々のオーブンに入れると、

外側からどんどん焼けて、中が押し上げられるようにふくらむんです。

その結果できるのが…

そう、まあるい“ヘソ”なんです♪

ヘソはあった方がいいのか❓❓

ヘソがあると、「ふっくら焼けた」「高さが出た」という目安にもなります♪
でも、なめらかな表面の“ヘソなし”マドレーヌも最近は人気で、
上品でころんとした見た目が可愛いんです。

どちらも美味しく仕上がるので、好みでOKですよ♪

ヘソを出す or 出さない？ 焼き方のちがい♪

ヘソを出したいときは…

・生地をよ〜く冷やしてから（6時間以上）

・オーブンは190〜200℃にしっかり予熱！

ヘソを出したくないときは…

・生地を室温に戻してから(20℃前後がオススメです♪)
・170℃前後でじっくり焼くのがおすすめです♪

今回のまとめ

私は、小さくて可愛いヘソがちょこんと出たマドレーヌも、

すべすべした上品な見た目のマドレーヌも、どちらも大好きです♪

焼き上がった姿を見ると、
「今日もオーブンの中でがんばってくれたんだなぁ」って、
ちょっとほっこりしちゃいます(´▽｀)

マドレーヌは、見た目のちがいも楽しめるお菓子です♪
ぜひ、あなたのお気に入りの焼き加減を見つけてみてくださいね🙇‍♀️

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